« 『かごしま林業普及だより【第4号】』発行のお知らせ | メイン | 明けましておめでとうございます by KOMAKI »

2020年12月24日 (木)

再造林及び下刈省力化研修会の開催

12月24日(木)13時30分から16時まで、曽於市末吉町深川地内で「再造林及び下刈省力化研修会」を開催しました。管内で増加している伐採後数年たった跡地への再造林を行うために、粗悪林化した箇所に機械地拵えを行った後に、バークを敷設し、さらにそこにコンテナ苗を植栽する研修としました。日頃からバークの有効利用を考えていた曽於市森林組合に話を持ちかけ、二つ返事で研修することとなりました。バーク敷設は伊佐市の伊佐愛林(有)が今年の3月に実証試験をして、8月に研修で見せていただき、下草が殆ど生えてなかったので、当管内でも実施してみることとしました。今回、バークを敷設する事で、バークの有効活用と下刈の省力化に繋がることを今後楽しみにしたいと思っています。バークではないですが以前、大島支庁の森林土木の方で、海岸防災林を造成するため、木質チップをマルチングする研究で、マルチングした植栽地の方が地温も高く、湿度も保たれ、植栽木の成長も良く、下草もあまり生えていない、という結果が出されたので、今回の研修地でも上手くいくことを願っています。研修前日までと研修の次の日が晴れで、この日の研修開始前から途中まで雨となりましたが、参加者約40名が傘をさしてみるなどある程度のソーシャルディスタンスも保たれ、さらにコンテナ苗の植栽には良かったかなとポジティブに考えたところでした。

1_2

2_2

3_2

4

5

6

コメント

コメントを投稿