02低コスト素材生産プロジェクト Feed

2022年1月15日 (土)

人工林の森林評価について

皆さん、間伐の役割について知ってますか?・・・

間伐には、次のような役割があります。
①間伐は、途中段階の目標林型を整える作業
②最終到達点が変われば、間伐方法も変わる
③最終目標が同じでも、現況次第で間伐方法は変わる

また、間伐の判断には、次の5つの指標が良く使われています。
①樹幹長率:葉の量・・・・・・樹高と樹冠の長さ
②相対幹距比:混み具合・・・・・・樹高と幹間の距離、または本数
③収量比数(Ry):混み具合・・・・・樹高と本数 + 密度管理図 
④形状比:樹形(ひょろ長さ)・・・・・・樹高と幹直径
⑤樹幹疎密度:空から見た樹冠の詰まり具合・・・・・・開空度(樹高無視)

ここで、込み具合の指標として使われている収量比数の便利な計算シートを紹介します。簡単なエクセルシートで、ご自分のパソコンやスマートフォンに保存しておけば、プロット調査における本数と樹高から、現場で簡単に収量比数を確認すりことが出来ます。

◇◇◇◇◇ダウンロードはこちらから◇◇◇◇◇

収量比数の簡易計算シート EXCEL file

スギ人工林の収量比数&間伐本数早見表 pdf file

ヒノキ人工林の収量比数&間伐本数早見表 pdf file

鹿児島県スギ人工林林分密度管理図 pdf file

鹿児島県ヒノキ人工林林分密度管理図 pdf file

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2021年10月19日 (火)

下刈省力化研修会

本日、午後から曽於市末吉町南之郷地内の造林で、機械を使った下刈省力化研修会を行いました。管内や管外から30名近くの関係者が参加していただきました。曽於市森林組合さんが、昨年購入した地拵え用の機械を下刈現場で活用できないかを試験的に試してもらいました。現場は1年生の苗木がヘクタール当たり2500本植えてあり、植栽間隔な2.0mでした。そこにバックホーの0.15タイプにフレイルカッターのアタッチメントを付けて機械による下刈作業でした。参加者の何人かには実際に機械に乗ってもらい、下刈も体験してもらいました。参加者からもいろいろなご意見があり、大変盛り上がった研修となりました。機械で下刈することを考えながら苗木を植栽していけば、下刈でも使えるかなという感想も持った次第です。労働力軽減のためにも、機械を活用した下刈等を検討していきたいと思っています。

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2021年4月22日 (木)

林業成長産業化地域創出モデル事業事業者説明会

本日、高性能林業機械等を導入する事業者や市町に対して事業説明会を行いました。
今年度がモデル事業の最終年度でもあることから関係者と一体となってしっかり進めて参ります。

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2021年4月 3日 (土)

最後の投稿

4月も数日経ちましたが、大隅地域振興局の所属としては、最後の投稿です。
この度の異動で、大隅地域振興局から森林技術総合センターに異動となりました。
大隅地域の普及指導員、また、林業成長産業化モデル事業の担当として、力不足ではありましたが、様々な取り組みを全集中でさせていただきました。
下記のURLから時系列に見れますので、覗いてみて下さい。
大隅地域の森林・林業に携る多くの方々の協力があったからこそ、”オール大隅”で、様々な取り組みが出来たと感じています。
大、大感謝です!ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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2020年12月24日 (木)

再造林及び下刈省力化研修会の開催

12月24日(木)13時30分から16時まで、曽於市末吉町深川地内で「再造林及び下刈省力化研修会」を開催しました。管内で増加している伐採後数年たった跡地への再造林を行うために、粗悪林化した箇所に機械地拵えを行った後に、バークを敷設し、さらにそこにコンテナ苗を植栽する研修としました。日頃からバークの有効利用を考えていた曽於市森林組合に話を持ちかけ、二つ返事で研修することとなりました。バーク敷設は伊佐市の伊佐愛林(有)が今年の3月に実証試験をして、8月に研修で見せていただき、下草が殆ど生えてなかったので、当管内でも実施してみることとしました。今回、バークを敷設する事で、バークの有効活用と下刈の省力化に繋がることを今後楽しみにしたいと思っています。バークではないですが以前、大島支庁の森林土木の方で、海岸防災林を造成するため、木質チップをマルチングする研究で、マルチングした植栽地の方が地温も高く、湿度も保たれ、植栽木の成長も良く、下草もあまり生えていない、という結果が出されたので、今回の研修地でも上手くいくことを願っています。研修前日までと研修の次の日が晴れで、この日の研修開始前から途中まで雨となりましたが、参加者約40名が傘をさしてみるなどある程度のソーシャルディスタンスも保たれ、さらにコンテナ苗の植栽には良かったかなとポジティブに考えたところでした。

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2020年10月17日 (土)

内之浦の50の文字

気づいていましたか?
鹿児島県肝属郡肝付町(旧内之浦町)の内之浦湾に面した山の上に”50”という文字が描かれていることを・・・!もちろん、現地に行ってみてもいいし、google mapでも綺麗に見るとこができます。私は大隅地域振興局に赴任して、その辺りの航空写真を見せていただいた時は、航空写真に50林班を文字を入れてるんだなぁと、ずーっと思っていました。実は今、この”50”の文字の辺りに林業専用道を作設中で、先日、肝付町の方々や関係者の方々と現場に行ってきました・「ことあたりが、”50”の”0”の上辺りだよ!」と役場の課長さん。この”50”の文字は、内之浦町制施行50周年を記念に昭和58年に桜500本を植えて描いたとのことで、当時造林鎌で藪払いをして課長さんも植栽したとのこと。。。当時、道もなく険しい山で作業された苦労は大変なことだったと思います。また、この”50”の周りには、スギ、ヒノキか植栽され、立派な人工林になっています・

2020年9月16日 (水)

路網作設高度技能者育成研修を開催

今週は令和2年度路網作設高度技能者育成研修が開催されています。研修生は、大隅地域の森林組合や事業体の現場技能者7名が参加。初日は、大隅森林組合南大隅支所で、ドローンや森林3次元計測システムOWLを活用した森林調査の手法や路網作設の基礎知識について研修。2日目から最終日までの4日間は、南大隅町根占横別府の町有林の現場でみっちり実践研修。現場では、錦江町の原一林業の原口社長を講師に迎え、地形に合った作業路作設のための踏査や線形の検討、実際に重機による作設を実施します。原口社長の教えを研修生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。研修で学んだスキルを研修生各々の現場で十二分に奮って頂くことを期待してます。

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2020年8月 8日 (土)

Forest-journalに南大隅町駿河木材が紹介されてました。

Forest-journalに南大隅町駿河木材の大竹野社長のことが紹介されてました。
是非ご覧ください。

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下刈り作業の人手不足を解消! ミニ油圧ショベルに装着できる草刈りアタッチメント

2020年3月 1日 (日)

「機械を使用した地拵えの研修会(2/18)」の開催報告

遅くなりましたが、2月18日(火)に曽於市末吉町南之郷細谷地内の伐採跡地(3年前に伐採)において、機械地拵えの研修会を実施しました。前日まで、寒冷前線が南下して、雪もぱらつくなど、実施が出来るかどうかと心配しましたが、当日は天気も良く寒かったですが、たくさんの方々に集まっていただきました。林業だけでなく農業関係者も急遽参加されるなど、資料が足りないハプニングも起こりましたが、充実した研修会ができました。関係者や参加者の皆様に感謝です。

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高隈山も薄っすらと雪が積もる寒い日でしたが、無事に開催出来て良かったです!

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2020年2月17日 (月)

明日の「機械を使用した地拵えの研修会」について

明日、曽於市末吉町南之郷細谷地内の伐採跡地(伐採後約2年から3年程度)で、機械を使用した地拵えの研修会を開催します。気温が今日から急に下がり、寒くなり、雪の予報もでて、心配ですが、なんとか無事終えるようにしたいです。参加される方々は、路面凍結などに気を付けて参加されて下さい。よろしくお願いします。

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