16森林経営管理制度 Feed

2022年1月15日 (土)

人工林の森林評価について

皆さん、間伐の役割について知ってますか?・・・

間伐には、次のような役割があります。
①間伐は、途中段階の目標林型を整える作業
②最終到達点が変われば、間伐方法も変わる
③最終目標が同じでも、現況次第で間伐方法は変わる

また、間伐の判断には、次の5つの指標が良く使われています。
①樹幹長率:葉の量・・・・・・樹高と樹冠の長さ
②相対幹距比:混み具合・・・・・・樹高と幹間の距離、または本数
③収量比数(Ry):混み具合・・・・・樹高と本数 + 密度管理図 
④形状比:樹形(ひょろ長さ)・・・・・・樹高と幹直径
⑤樹幹疎密度:空から見た樹冠の詰まり具合・・・・・・開空度(樹高無視)

ここで、込み具合の指標として使われている収量比数の便利な計算シートを紹介します。簡単なエクセルシートで、ご自分のパソコンやスマートフォンに保存しておけば、プロット調査における本数と樹高から、現場で簡単に収量比数を確認すりことが出来ます。

◇◇◇◇◇ダウンロードはこちらから◇◇◇◇◇

収量比数の簡易計算シート EXCEL file

スギ人工林の収量比数&間伐本数早見表 pdf file

ヒノキ人工林の収量比数&間伐本数早見表 pdf file

鹿児島県スギ人工林林分密度管理図 pdf file

鹿児島県ヒノキ人工林林分密度管理図 pdf file

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2021年12月 9日 (木)

森林経営管理制度に係る大隅地域連絡協議会(ワーキンググリープ)

12月9日(木)の15時45分から17時まで、森林経営管理制度に係る大隅地域連絡協議会(ワーキンググリープ)が開催されました。今回は、奧技術主幹が、森林の経営の可否判断や条件不利な所を改善してもらい森林整備に繋げていくため環境譲与税を活用する事業の例示などを示して、市町と情報共有を図りました。非常に具体的事例をされたので、是非とも各市町の方々には来年度以降の市町の予算措置に活用していただきたいです。
 
 
 

2021年1月 7日 (木)

森林経営管理制度検討会 in 垂水市

令和3年1月7日(木)の午前10時から12時まで、垂水市において、森林の意向調査結果を受けて、今後、どのようにしていくのかを検討するため、該当箇所を現地調査した大隅森林組合から現況報告を受けながら、垂水市、大隅地域振興局、森林の意向調査などの委託を受けている県森林組合連合会(もりサポ含む)等の関係者で、検討しました。対象地の周りに林道等の路網の開設状況や森林経営計画の配置状況などを考慮し、集積計画を作成するのか、近隣の経営計画に組み込みながら森林施業を行っていくのかなどを関係者で協議し、今年度末までに集積計画を公告するなどのスケジュールまで確認しました。また、来年度以降は、意欲と能力のある林業経営体が配分計画を作成の上、適正な森林整備を行っていただければありがたいです。

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2020年12月16日 (水)

第1回大隅地域森林経営プランナー研修

本日は、大隅地域の第1回森林経営プランナー研修を開催しています。
今月一番の寒さの中、現地調査と森林評価をしていきます。寒いです。。!

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2020年12月14日 (月)

市町村森林管理技術者養成研修会 in 志布志市

12月14日(月)の13時から志布志市有明町野井倉地内の私有林と曽於地区森林組合の会議室で、市町村森林管理技術者養成研修会を実施しました。今回は市に管理をお願いしたいと、所有者が意思表示している箇所で、対象地に竹林が侵入し、更に一部広葉樹が入ってきているスギ(一部ヒノキ)50年生の林分での現地で研修しました。森林技術総合センターのO主任林業専門指導員とK林業専門普及指導員が講師で、経営に適さない場合の市町村森林管理事業で森林整備を実施する形のシュミレーションを提示していただきました。採算に合わないので保育間伐を主体に、間伐後に崩れたりしないような伐採木を活用した土留の仕方や侵入竹林の防ぎ方など寒い中で、教えていただきました。現地研修や室内研修でも市町の方々を含め活発な意見交換もできて、今後に向けて非常に参考になる研修会でした。講師を務めていただきましたお二人の先生には複数回、現地を訪れていただくなど、お忙しい中で、2回渡り研修を実施していただきまして本当ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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2020年11月26日 (木)

市町村森林管理技術者養成研修 in 鹿屋市

11月26日(木)に鹿屋市高隈地区の私有林等で、市町村森林管理技術者養成研修を実施しました。森林経営管理制度が始まって市町村の森林管理に対する役割が大きくなっている中で、市町村職員の技術の向上を目的に、森林技術総合センターの普及指導部の2名(o主任林業専門普及指導員、k林業専門普及指導員)が講師で、森林の意向調査後に、市町村に森林管理をお願いすると回答があった箇所を研修箇所とし、森林の見方や森林の採算性について、解説をしていただきました。午前中はスギ55年生の山で、林木の形態(直、小曲、曲、大曲)などの見方、プロットの取り方、樹高の出し方、材を持ち出す時の森林作業道の入れ方などを学び、午後からは鹿屋市の高隈地区交流促進センターで、間伐(4パターン)と主伐・再造林のパターンでの採算性を学びました。市町村からも実際、意向調査後の森林管理をどのようにすれば良いかなどの質問もでるなど、有意義な研修会となりました。講師として、参加してくだされた2名の方には、事前の資料作成から本日の説明まで大変ご多忙の中、対応していただき、本当にありがとうございました。また、12月14日には志布志市で研修会を開催予定ですので、よろしくお願い致します。

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2020年10月13日 (火)

鹿屋市輝北町森林経営管理意向調査説明会の開催

森林経営管理意向調査説明会
鹿屋市輝北町で2日間に渡り意向調査説明会を開催。
10月12日 輝北町市成地区
(諏訪多目的活性化センター)参加者7名
10月13日 輝北町下百引地区
(平南校区公民館)参加者5名
森林経営管理制度の説明やドローンの空撮や施業図を用いて森林の現状を見てもらいました。
ご自分の山の確認や不在村森林所有者の情報など、今後に繋がる説明会となりました。

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2020年10月 9日 (金)

鹿屋市細山田地区森林の意向調査説明会

昨日の19時から約2時間程度、鹿屋市の細山田地区森林の意向調査説明会が、串良細山田分館で開催されました。台風14号が近づくなかだったので、所有者の方々がどのぐらい参加されるか、心配しましたが、22名の方が参加してくださいました。当初、事務局側が考えていた人数より多かったので、椅子が足りずに、慌てて、机と椅子を準備仕方でした。森林管理制度の概要の説明から、具体的な調査対象箇所をドローンの映像で見せ、意向調査な説明を行い、制度に対する質疑を受けた後、所在不明な所有者などを聞いたりして、あっという間に時間が過ぎました。少しでも管理不十分な森林が解消されることを願いながら会場を後にしました。

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2020年10月 7日 (水)

ICT(ドローンとOWL)を活用した森林資源調査研修会

本日、10時から曽於市財部中央公民館と曽於市財部町北俣の現場で、ICT(ドローンとアウル)を活用した森林資源調査研修会を開催しました。午前中はドローンとアウルの利活用の方法などを座学で学び、午後からは曽於市財部町北俣の現場で、アウルを使った調査を具体的に行いました。その後、伊万里木材市場南九州営業所で、木材検収システムでの材の検収作業の研修を行いました。ICTを活用したシステムと木材検収システムは改良の余地があると思いましたが、使い方によっては調査の省力化につながると思いました。どんどんこのようなシステムを林業分野でも導入していく必要性を改めて認識しました。

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2020年9月 4日 (金)

垂水市『森林の意向調査説明会』開催

令和2年9月4日(金)19時から20時30分まで垂水市垂桜地区公民館で、『森林の意向調査説明会』がありました。この地域説明会は森林管理制度に基づく森林所有者の意向調査を行うための事前の説明会で、垂水市では、昨年度の大野原地区に続いて2箇所目となります。台風10号の準備などに追われる中、地域の方々が6名参加していただきました。垂水市が制度の概要説明の後、大隅森林組合が意向調査の中身の説明を行いました。垂桜地区は林業に関係される所有者もいて、“この制度を利用して、森林の整備が終了して、所有者に返ってきた後、後継者がいない場合にはどうなるのか〟など将来のことまで考えた質問がでるなど、なかなか熱心な質疑が交わされました。質疑の後には、意向調査を行うために所有者情報を教えてもらい、いろいろな情報を教えてもらうなど終了時間の予定をオーバーして終わりました。情報収集は空中写真で、確認し、熱心になる余り三密回避ができない状態でしたが、皆さんマスクを常に付けてくださってたので、少しはホッとしました。でも、とても良い説明会でした。

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