令和3年2月22日(月)に南大隅町立佐多小学校の1年生から4年生の23人を対象にシイタケ駒打ち体験学習を実施しました。今回の体験学習は、昨年12月17日に同校で実施した木工体験学習に続く第2弾で「森林にまなびふれあう推進事業」を活用したものです。
前回の木工体験は5,6年生を対象としたこと、シイタケの発生には2年を要することから収穫まで体験させたいという教頭先生からのリクエストにより、今回の対象を4年生までとしました。
原木は、子供たちが持ち運びしやすい直径8cm前後の大きさのものを大隅森林組合南大隅支所から70本調達しました。このサイズだと低学年の子供達でも大丈夫のようです。
さて、いつものようにシイタケの“好き嫌い”の聞き取りからスタート。毎回、2~3割は匂いとか食感が嫌いという子供たちがいるのですが、今回は一人だけでした。その後、シイタケの“はなし”と安全に作業をするための手順を話したあと作業を開始しました。最初は、シイタケドリルの回転音に怖がっていた子供たちも暫くすると慣れてきて上手に使いこなしていました。最後に再来年の冬の収穫を楽しみにしておくようにと伝え作業を終えました。
当日は、天気にも恵まれ4月並みの温かい気候の中、南大隅町の方々のお手伝いもあり、スムーズに体験学習が出来ました。今年の体験学習は、新型コロナウィルスの影響もあり開催を心配していましたが、当初の計画どおり木工とシイタケ駒打を実施することが出来、子供たちに喜んでもらえたのではないかと感じています。
本日、午前中に肝付町みどり推進協議会主催の「しいたけ駒打ち体験」を肝付町立宮富小学校で行いました。9時40分から11時20分の2コマの時間で、一年生から六年生の全児童33名が参加してくれました。はじめにしいたけの栽培方法の説明の後、クヌギの原木にドリルで穴を開け、種駒をとんかちで打ち込む仕方を教え、それぞれ9つのグループを分かれてみんなで助けあいながら、一人当たり2本ずつ作業を体験してもらいました。初めてドリルを使っての作業でしたが、みんな怪我なく、上手に扱っていました。クヌギに種駒を打ち込んだあとはみんなで原木を持って体育館近くのちょっとした林の中に伏せ込みまでできました。児童も作業中に面白いと言ってくれるなど皆んな楽しく作業をしていたのでほっとしました。コロナの影響がなければ、これから2月下旬にかけて、大隅地域振興局管内では各地で、「しいたけの駒打ち体験シリーズ」に突入します。
本日(12/17)の午後に南大隅町立佐多小学校で5,6年生(15人)を対象に森林にまなびふれあう推進事業を活用して,地元のスギを使った椅子を制作しました。制作時間も制限があったため,事前に鹿屋市の製材工場に椅子のサンプルを持ち込み,カットや木ネジの先孔,座ぐり加工をして頂きました。子どもたちが制作した作品に「可愛い」とか「良いよねぇ」と思ってもらい,長く愛着をもって使ってもらうものを制作することを私のちょっとしたこだわりとしました。制作作業は,まず,4つの椅子のパーツをインパクトを使って木ネジ止め,そして,木ネジを隠すためのダボ打ち込み,飛び出たダボを鋸を使ってのカット等と木工の基礎的な手順を体験。電動工具のインパクトを初めて使う子どもたちも多いでしたが,怖々しながらも上手に使っていました。それぞれ自分の愛着のある椅子が完成し,楽しい木工体験の時間を過ごしているようでした。
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