令和元年10月9日(水)
本日は、南大隅町にておおすみ伐木チャンピオンシップが開催されました。
出場チームは、
①曽於市森林組合
②曽於地区森林組合
③大隅森林組合A
④大隅森林組合B
⑤上野物産A
⑥上野物産B
の6チームで激戦が繰り広げられました。
はじめにチェーンソーの点検の採点、チェーンの張り替えの競技があり、みなさんmyチェーンソーを日頃から愛着をもって扱っている様子。どのチームもほとんど減点なし!
次に丸太の合わせ輪切り競技です。上からと下からと切っていき、その段差の小ささの計測、また安全な作業ができているかの採点でした。ここで6チームのうち3チームが段差なしで切り合わせを行い、一歩リードします。
作業工程はどのチームもバッチリでした。
最後に、山に入り立木の伐倒と造材の競技でした。あらかじめ数日前に実行委員のほうで安全に伐倒できる立木を選木し、それを伐倒方向、受け口・追い口の作り方、玉切りなどの正確さの採点と、一連の安全作業の採点です。
ここは指差呼称や受け口・追い口の作り方で若干差が出ました。
また、最後のチームはかかり木になってしまい実行委員含めみんなヒヤヒヤ
しかし、さすがプロです! 慌てず、伐倒方向をコントロールしながら短時間で伐倒終了。
その後、森林組合さんの会議室をお借りして林業労働安全衛生指導員さんの講話を聞きました。
先ほどの競技中の作業をからめた話しだったためみんな良く理解できました。
そして、結果発表〜
最優秀賞は、上野物産Aチーム
優秀賞は、上野物産Bチーム
各森林組合をおさえ、素晴らしい!!
しかしどのチームもほとんど差が無かったです!
今日はみなさん業務から離れて、チェーンソーの取り扱い、伐倒作業方法の再確認。他社とのコミュニケーションも行なえてとても充実した1日になりました!
11月7日に開催の鹿児島県きこり達人競技会には肝付地区から上野物産Aチーム、曽於地区からは曽於市森林組合が出場します。
今日の反省をいかして、県大会でも優秀な成績を期待します(^_^)
みなさん、山に入る時は再度安全確認をお願いします。
林業の災害がこれ以上起こらないように・・・・
令和元年9月27日(金)
本日は宮崎県宮崎市にあるランバー宮崎事業協同組合さんへ視察に行ってきました!
とても広い敷地で年間約3000棟の物件を加工されているとのこと。月当たり約250棟です。
住宅の着工数が減少傾向にあるため、早々から非住宅(保育園や市庁舎などの施設)の加工に力を入れているとのこと。そのため、ヨーロッパの特殊加工機のフンデガーが6台もあります。
材の最大加工幅は1250mm!まず、そんな幅の丸太なんてそうありませんから集成材、CLT向けですね。綺麗に整理された工場でした。
午後からは、宮崎県森林組合連合会の林産物流通センターへ視察。
都城地域はもとより、曽於地域の原木もいっぱい集まっています。
都城地域には県森連の市場以外にも、都城原木市場、都城地区製材業協同組合と3つの市場があり、それぞれが素材生産業に営業して集荷に努めて切磋琢磨しています。市場や製材所が多いので、丸太の流通が盛んです。県森連のHPで県内の木材市況も確認できます。
土場では、大隅地域振興局のエースのT氏が機械のデモを・・・・・
令和元年9月26日(木)
宮崎の南那珂森林組合さんへ視察に行ってきました。フェラバンチャーザウルスを多用した施業をされており、ベースマシーンが大きい印象を受けました!
伐採現場の広さに関係なく伐倒はフェラバンチャーを使っているとのこと。ベースマシーンが大きいと作業道が広くなってしまうのですが、地拵えで道を元に戻して山を出るとのこと。林業の現場で事故の多い伐倒作業をチェンソーではなく機械で行うため安全で、動画を見て分かる通り作業がかなり早いです。
各作業班の流れや労務関係、今後の植付けについての考えなど、いろいろ聞けてとても勉強になりました!
また、この機械は土足厳禁だったり外装もピカピカで綺麗に使われておりオペレーターの機械に対する意識がとても高かったです。安全は、身の回りの整理整頓からです。
皆さま、今日も安全第一を心がけていきましょう。
令和元年9月12日(木)
本日、鹿屋市高隈地区交流促進センターで、夜の7時から9時前までに新たな森林管理制度に基づく、モデル地区の森林所有者を対象とした『森林の意向調査説明会』が開催されました。会の開始前に強い雨が降りだし、所有者等の方々がどの位来られるか、心配しましたが、足元の悪いなか、14名の方々が参加して下さいました。
まず、県森林組合連合会が制度の趣旨とモデル地区の森林の状況をドローン画像を使っての説明と、意向調査内容の説明を行った後、質疑応答を行いました。質疑もスギ、ヒノキの他にクヌギは対象となるのか、森林の調査を行った場合、境界を明確にするとのことの説明があったが、それは地籍にも反映するのかなど、その他にもいろいろあり、活発に行われました。その後、モデル地区の森林に関する情報などを参加者から教えてもらうなど、地域説明会は大切だなぁと改めて感じました。とても充実した説明会でした。
令和元年9月3日(火)
林業成長化モデル事業の施業集約化プロジェクト部会
(森林管理制度に係る大隈地域連絡協議会及びワーキンググループ併催)
本日は、林業成長化モデル事業の施業集約化プロジェクト部会(森林管理制度に係る大隈地域連絡協議会及びワーキンググループ併催)を開催しました。流域内の市町、森林組合の担当者に参加頂き、森林の集約化について研修。
今年度から始まった森林管理制度に係る対象森林や意向調査を少しでも効率化できないものかと、講師に株式会社パスコ九州事業部の上田室長を招き、航空写真やレーダー計測の活用法、事例を紹介して頂きました。AIを活用した航空写真の解析は、なかなかなものです。
今回の研修が、市町担当者の集約化のヒントになれば…と事業担当者として願うところです(^^)
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